Be next pharmacy

ご無沙汰です!

ほんと~に久しぶりのコラムです。間があいてすみませんでした!

実はグリーンメディック薬局がもう一薬局増えたんです。話が出てから2年というかなり大掛かりな仕事で今年の途中から忙しさも殺人的だったので更新が滞ってしまいました。

新しい今回の薬局のテーマは『Be next pharmacy』です。

私が12年間薬局をやってきて色々と感じていたことを具現化出来たんじゃないかなと思います。

その1つは、薬局の待ち合いって何なのか?患者が待っていられる空間とはどんな空間が適正なのか?ということです。「薬局の待ち合いって何か汚かったり無機質だったりして長く居たくないんだよなあ。」とずっと思ってたんです。だから、薬を待っていて穏やかな気持ちになる待ち合いを考えてみました。

2つ目は薬剤師のための調剤室って何なのか?ということです。薬剤師の人で職場(調剤室)が好きな人っているのかなあ?と思うんです。今までの調剤室って雑然として作業場としても創作場としても何かよろしくないんですよね。だから今回の薬局は薬剤師にとって機能的で居心地のいい空間を考えてみました。

3つ目は処方せん調剤以外の可能性です。以前から言っているように今の薬局って処方せん調剤しかしない、出来ない、いや、する気の無い薬局ばかりじゃないですか。

これを機に何とか将来『街の科学者機能』が出来る薬局になればいいなあと考えています。

今回は10年後(Be next)の薬局の価値観が具現化できたらいいなあと思って作ってみたわけです。

ただこの案件はこのホームページを作ってもらっている方が全面的に内装デザインを創作してくれ、また優秀なブレーンのメンバーがいて協力してくれたからこそ何とか達成出来たんだなあと思い、人が増えることの大切さを本当に実感しました。

ダメのススメ

世はGWですよ。黄金週間!時間が余るという生活に慣れてなくて、こういう時は私もあまり見ないテレビを見ているわけです。

今朝、旅行先で朝の6時30分からなにげなくテレビをつけ関テレの『月刊関テレ批評』という番組を見た。

視聴者からのクレ-ムに局の担当者が答える番組で、みな大まじめに答えていた。
いやズレズレになりながら答えているように見えた。たぶん?答えていたのだろう。

例えば視聴者が投書で『ポンキッキの放送時間が関東エリアでは夕方の放送なのに、何故関西エリアでは朝の5時に放送しているのか!そんな時間に起きている子供なんかいるか!』と怒っているのだ。

確かに怒りは正当でポンキッキといえば私よりちょい下の世代(35歳ぐらいから下)以下の人は必ず見ていただろう番組であり何故もっと子供が見る時間に放送しないのかなあ?(朝の5時ですよ!)と私も思ったが番組の編成局長とやらが、普段着なれないスーツを着て出て来て、何故5時なのかをなが~い時間まじめに説明しているのだ。

ほんと真面目でしたよ。普段は『○○ちゃん!クレ-ムが恐くてテレビが作れるかよ!』とか言ってそうなのに、その図はまじめななズレズレ感で画面いっぱいになっていた。

もしナンシー関さんが生きていれば間違いなく原稿に書かれていたであろう番組だった。(書いてたらスイマセン。)

まじめに答えるというのはいいが、結果お笑い番組のようになっていたのを感じたのは私だけではなかったのではないか。

世の中には『まじめ』ということが『間違っている』ということが非常に多いと思う。なのに今の世の中は『間違っている正しいこと』を子供や世の中に教えていることが多いと私は思う。

何が本当のニーズなのか?何をすれば本当の問題解決になるのか?ぱっと見は『ダメ』なんだけど実は『本当』なことが多いですよね。要は『テリー伊藤的』な考えが一番いいよな!と思うんですよね。 日曜の朝、そんなことを考えながらその後サンデージャポンを見ていました。

トリノオリンピックと王ジャパン

泣いた、泣けたね~!チームジャパン世界一おめでとう!

私は休日にテレビを見る事はめったにないのですがWBCの韓国戦とキューバ戦は全部見させてもらいました。本当にみんながいい仕事をしていたなあと思います。

その中でやはりイチローの動きが気になりました。

仕事をやり切るということはどういうことなのか?一時の感情の振れによる力ではなくフラットな感じで集中する力とは何なのか?本当に結果を出す組織学とは何なのか?今、日本で蔓延している何でも自分中心の『個』の価値観では何も変わらないということを感じました。

誰もがシーズンのこと(個)を考えるとWBCへの不参加を考えると思いますが、イチローの様に自分を育ててもらった『野球』というものと、自分が成り立ってきた『日本』という『社会(組織)』を考えると、是が非でも参加して何かを貢献しなければという意識が出ると思います。

トリノオリンピックでは『自分として楽しみました』『自分は満足です』『自分なりの演技が出来ました』などの自分探しのコメントが溢れていたように思います。

その結果、プレッシャーのなかで一番大事な結果(いままで結果を評価されて選手として成り立っていたわけだからね)が出なかったように感じたし、岡崎選手や荒川選手のように日本という『社会』を意識したコメントをするタイプの選手は結果が伴っていたように感じました。

なにも私は以前の様に何が何でもメダルとか、国の為にとかが良いと言っているのではなく『個』と『社会(公共)』をバランスよく意識しないと結果を伴った評価にならないと思うわけです。

そう考えると、薬剤師も国家資格であり技術職という意味では『個』で成り立ちやすい職業なので、どこで勤めても同じでしょ!という考えが起きやすいと思いますが、職場での帰属意識や組織での役割の自覚など『全体(チーム)』への意識がなければ患者から質の高い評価を受ける事にはつながらないですよね。

是が非でも

先日、東京でジェネリックの学術大会があり薬剤師会の代表として参加してきました。

朝7時の飛行機で向かい、最終ののぞみで帰るというハードスケジュールだったのですが非常に面白い内容の研修会でした。

何が面白かったかと言うと現在のジェネリックの各立場のパワーバランスが見えて『ジェネリックの今』がよく解りました。大手を含むジェネリックメーカー、協賛してもらっているであろうジェネリック推進の大学教授、反対にジェネリック使用に慎重な大学教授、これを機に名前を売りたい病院薬剤師、厚生労働省の若手課長と役者は揃ったという感じでした。

1つ言えることは、国は是が非でもジェネリック薬を促進して医療費を抑制したいとことです。

しかし、現在ジェネリック薬の使用を一番反対しているのは薬剤師だそうです。

ここで何らかのジェネリック薬使用促進の姿勢を薬剤師が国に対して出さないと、薬剤師不要論が厚生労働省から出てくるでしょう。そんなことを考えて反対している薬剤師はどれくらいいるんだろう?と思ってしまいます。

しかしながら、以前のコラムでも書いた様に患者の立場を踏まえて国の医療行政を咀嚼しなければ、またいつものカスタマー無視のシステムになりかねないと思います。ただ1つ私が思う事は『これは国が言って決まっているんですよ』という言い方だけはしたくないんですよ。    

だからグリーンメディックは安心出来る適正なジェネリックの使用のシステム構築を近々中にしようと思っています。

GREEN MEDICの進むべき道

いまさらなのですが、明けましておめでとうございます。

2006年がやって来ました。本年も宜しくお願いします。

今年の医療業界は、医療法改正や4月から薬学部が6年生に移行することや医薬品の販売の規制緩和など色々なことが目白押しで、そういう法律や薬局の社会的環境のことも大事なんですが、グリーンメディックの今年は、その先にあるもうちょっとあいまいな範囲を大事にしようかな?と思っています。

その第1弾として年末に広告を作り直しました。うちの薬局の最寄り駅は大阪国際空港につながるモノレールの少路駅という所で、9年間、薬局の場所紹介と『処方せん受付ます』というスタンダードな内容をホームに出していたんですが、もうちょっとグリーンメディックらしさを出してみました。

テーマは『ケミカル=化学』です。

薬局って何か調剤だけが仕事と思っている人が薬剤師も含めて多いけれど、昔は街の科学者って呼ばれてたんですよね。

実は今回の広告は、このホームページの制作を手伝ってもらっている女性の方のアイディアなんですが、これからのグリーンメディックの方向性を示していると私は思っています。

ホントかなり気に入っているので、機会があれば見て下さい。

10周年パーティー


いやぁ~師走です。誰が何と言っても師走ですよ。薬剤師も走ってます!

さすがに忙しく今回コラムが遅くなってしまいました。スミマセンでした。

以前のコラムにも書きましたが、今年で薬局が丸10年なんです(とは言っても来年1月ですぐ11年になっちゃうけど)で、何かしようかなと思っていたわけですが、柄にもなくパーティーなんかをやってしまいました。

しかし薬剤師に女性が多いわけなのですが、やっぱり女性は華やかですよね!

美味しいものを食べてクイズ大会をして、みんなも喜んでいたように思います。

こんな会が20年30年続くように頑張ります!

ちょっと今月は短めです。

病院薬剤師と開局薬剤師

先日、日曜日に病院薬剤師の研修会に開局薬剤師として参加しました。

大阪の中堅病院薬剤師の方が150名ほど集まり、各議題についてグループ討議し結果を発表するという形式だったのですが、私は開局薬剤師として参加した4人の中の1人でした。

みなさんは、薬剤師であれば病院でも薬局でも同じと思いがちですが、当の薬剤師の意識はかなり違うんです。

いままで目に見えていた薬剤師といえば病院で働いている薬剤師だったと思いますが、実は20年ほど前まで、薬学部を卒業した多くの薬剤師は男性を中心に企業に就職していて臨床の現場にはほとんど行きたがらなかったと思います。

大学での教育も偏差値の高い大学ほど医薬品開発に重きを置いていて臨床薬学を軽視していた傾向があり、調剤はただ数合わせのルーチンワークで、女性が結婚まで勤める職場だという意識があったと思います。

その後医薬分業が進み開局薬剤師が出てくるわけですが、町の薬局はそれまで化粧品や雑貨を売っていた小売業だと思われており当の薬剤師も免許貸しをしたりして患者(消費者)からの支持もないままだったので、病院薬剤師からは知識のない薬剤師と軽蔑されているありさまでした。

ということは、『薬剤師』自体がいままで『薬学部』の中心でなかったという『ねじれ』と、薬剤師の業務が勤務する場所によって全く違っていたという『相違感』が薬剤師の社会的立ち位置に非常に影響してきたのは間違いない事実だったと思います。

ただ分業が進み病院も開局も薬剤師のレベルが上がり社会的にも立場が明確化されてきた今、今度は薬剤師としての業務とそれにより生じる問題が浮き上がっていると今回の研修に参加して感じました。

私が感じた病院薬剤師のかかえる問題に『組織学』というものがあります。病院は基本的には医師が中心に置かれており、そのサポートとして看護師を筆頭に薬剤師を含めその他の医療従事者がいるという構造があると思います。

そういう状況で薬剤師がどうパフォーマンスするかが問題になるわけですが、結局つきつめると、病院内の利益を誰が稼ぎ出しているのか?というのがパフォーマンスになることが多いと思うんです。

そう考えると現在、病院薬剤師の技術料は開局薬剤師より非常に低く決められており(病院は医師の技術料を認めているので薬剤師は補助という考え)薬剤部は稼ぎださない部署という側面がでてくるわけです。

確かに、病棟業務をして技術料を増やしたりDPC(専門的なので説明しませんが)を機会にジェネリック採用し利益貢献したりと行動している病院薬剤師の先生も多いと思いますが、根本的にこれを解消することは技術料を改訂するしかないと思います。そうなると医療法が絡むわけです。

だからこれからの病院薬剤師は政治的なことへの参加が不可欠だと思います。

では私が感じた開局薬剤師のかかえる問題というと『責任』に対する考えだと思います。

前回お話したジェネリックの問題ですが、ある医師からこういうことを言われました『もし、代替調剤で薬剤師が選んだ薬で患者に何かあったら当然薬剤師の責任になるんだよね?』この質問に『はいそうです』と即答できる薬剤師はいったいどれぐらいいるのだろう?と思ってしまいます。

薬剤師という職業はいままでリスクを回避するための仕事であり、自らリスクを背負っていく仕事では無かったわけです。だから本能的に薬剤師はリスクを拒否しメーカーの責任にするなり他に転嫁するんじゃないかなと思います。

今後はいかに『責任=リスク』を背負って患者の疑問や不安に答えられるかが大切になると思います。

ただ、1つ言えることは、病院薬剤師も開局薬剤師も今求められているのは、色々な場面で患者に姿の見える薬剤師(薬剤を通じて患者に情報や利益を見せられる)ということで患者に支持されなければ今後は職業として成り立たないし、逆に言えば支持されれば非常にやりがいのある職業になるということだと思います。

誰のためのジェネリック 2

前回ジェネリック医薬品の選択について、患者の目線に立ち、コストを重視した方がいいのか?信頼性を重視した方がいいのか?など複雑な情報を正確に管理し、説明する役目は薬剤師が適任だと言いましたよね。

これが近い未来の話、実は処方せんの薬剤選定に薬剤師が大きく関わるようになるんです。

というのも、最近関東の一部で始まった一般名処方と代替調剤が、いままでの薬剤選定を大きく変える可能性を秘めているんです。

一般名処方とは、医師が医薬品を成分名で処方し薬剤師が患者と話し合い、ブランドメーカーの医薬品にするかジェネリックメーカーの医薬品にするかを決めるシステムのことで、代替調剤とは、医師がメーカーの商品名で医薬品を処方しても、薬剤師と患者の話し合いにより同一成分の他のメーカーの医薬品に変更が出来るシステムのことです。

どちらも大事なことは、薬剤師が的確に開示また説明した情報をもとに、最終消費者である患者が自ら決定することです。

しかしながら、現在その決定に薬剤師が大いに関わっているかと言えばそうではないのが現実です。実際は診察室で医師と患者の間で薬剤選定が行われていて、それは前回申し上げたような利害が絡んで全てが患者の側に立った決定ではない状態と私は思うわけです。

では、薬剤師はというと、ジェネリック医薬品を調剤してもブランド医薬品を調剤しても技術料は同じですし、自ら薬剤決定権(診断して薬剤を決める)はないわけですから、同じ薬をたくさん使って薬価差益(薬を安く仕入れて国に定価で保険請求した差額)を出すことは出来ず、そこに利益が生まれることはありません。

ということは、純粋に、薬物治療上必要な薬剤選定(ジェネリックかブランドか)を、患者の立場と医療の立場を中立的に考えることが出来る唯一の職業ではないでしょうか?

ただし、このことを実現するには必要条件があります。

それは薬剤師の能力向上です。

今まで薬剤師は処方せんに書かれている医薬品を間違えなく調剤し効能や副作用を説明するだけで良かったのですが、今後一般名処方と代替調剤が広く行われるようになったら、的確な薬剤情報を患者に提供出来るかどうかが非常に重要になります。それによって各薬剤師の実力の差がかなり出てくる気がしますね。

そしてその実力のある薬剤師だけが、患者さんにとってのかかりつけ薬剤師(薬局ではなくて)に成り得るのではないかと思います。
グリーンメディックスタッフは選ばれる薬剤師を目指しています!

誰のためのジェネリック

『こんばんは!加山雄三です。24時間テレビのサライはみなさん歌って頂いたでしょうか?お医者さんの薬代がジェネリック医薬品を使うと安くなります。みなさんジェネリック医薬品を使いましょう!』

なんて(?)コマーシャルが最近本当に増えましたよね。

本当にそうなのか?なんの意味があってこんなコマーシャルが流れているのか?薬剤師の視点から今回は書きたいと思います。

そもそも、医薬品は膨大な時間(15~18年)と開発費(150~200億)を使って開発されるのですが、成分開発してから20年間は開発メーカーに製造特許があり他のメーカーは製造出来ない仕組みになっています。

特許が切れるとそれを真似て開発費も時間もかけずに色々なメーカーが作り出す、その医薬品のことをジェネリック医薬品というわけです。

そして数十というジェネリックメーカーが存在し、薬価(薬の値段)の少し安いA社のジェネリック薬やだいぶん安いB社のジェネリック薬というような多種あるのが現実なんです。ということはメーカーの質によっては、ちゃんとしたジェネリック薬や粗悪品のジェネリック薬があるとは思いませんか?

また最近、コマーシャルが多いのは厚生労働省の医療費抑制政策という国の意図と、あるジェネリックメーカーの関係者が国会議員であるため、議会からの圧力があいまって推進している側面があるようです。

医師もCMで言われているように患者の負担が軽減されるという経済的側面と、ジェネリック薬の特徴(剤形の小ささや味など)によって使用しているという薬剤的側面と、一部のジェネリック薬(安売りジェネリック)には薬価差益がまだかなりあるため使用しているという利益的側面(院内処方の場合)、と多面的な理由から使用されている現状です。

しかし最近になって大手の医薬品メーカーが自社品の製造をジェネリックメーカーにアウトソーシング(外部発注)するケースが増えて来て、確実にジェネリックメーカーの質が向上してきているのも現実です。

例えば、重要度の高い薬はブランド薬(開発メーカー薬)、それ以外の薬は信頼出来るジェネリック薬、などという様に上手く使い分けるという考え方もできるわけですし、今後ジェネリック薬は使用される頻度は確実に高くなると予想されるので、患者の目線に立ちコストを重視した方がいいのか?信頼性を重視した方がいいのか?など複雑な情報を正確に管理し、患者さんに適切に開示し、説明する役目が必要になるわけで、それは私が思うに薬剤師が適任だと思います。みなさん薬剤師に相談してくださいね!

何故、薬剤師が適任かは次回のコラムでお話したいと思います。

Puffyな感じ

私はジーンズをちょこちょこ買いに行くが、いつからだろうこんな感じになったのは・・・

ひと昔、『ジーパンをはく』ことが『若さ』の証明であり、メーカーの数も少なく違いがほとんど無かった頃は、はくこと自体に意味があったと思いませんか

しかし、私が思うに多分Puffyが出て来て何となく変わった気がしていて、いわゆる『古着を着る』ということが一般化し、いままでの型にハマったかわいい女の子とかっこいい女の子とは違うちょうどいいルーズ感を出した新しい存在感が生まれたように思えます。

Puffyが始めた『気張らない』スタイルはファッションの選択の幅を飛躍的に広げたし、これは日本人のファッション以外の感覚にも影響してきていると思います。まさにこの感じは以前のコラムにも書いたがイトイさんが言っている『いごこちのいい感じ』と共通しているのではないでしょうか。

なぜ今こんな話をしているかというと、現状では医療はまだそのような感じにはほど遠く、エビデンスという根拠に基づき、型にハマった治療を行うことが実に多いんです。確かに医療とは治療することが目的で、気持ちを満足させることが目的ではありませんが・・・。機械化されたような診察現場と、まさしく機械と同じような薬剤師の調剤業務と服薬指導になってしまいがちなんです。

私はたまに小児の救急の調剤に当番で勤務することがあり、そこでは20代の若いDrの処方は本当にあっさりしたものが多いんですよね、それに輪をかけてあっさりした服薬指導を薬剤師がしてしまう。これに何となく私は違和感を感じてしまうんです。

確かに、例えばウィルス感染の診断によって出ている処方は病理からするとあっさりしているのはよく解るのですが、親御さんは子供のことで心配で受診をされているわけで、その気持ちを汲み取る処方なり、いい説明が出来ればDrと患者の関係も『いごこちのいい感じ』になると思うんです。

だから薬剤師も患者にフィットする『気張らない』というPuffyな感じの服薬指導なり情報提供が出来ればDrサポートと患者への啓蒙が出来ると思うわけです。

Puffyな薬剤師か~いいなあ