ミクロでマニアックな世界

製剤と粒子設計部会 2014年度 第2回見学会・講演会があり、

6/6金曜に塩野義製薬の摂津工場へ。

多田先生がご縁あって講演の依頼を受けたので

私も付き添って行ってきました。

お昼の食堂にて。

多田先生は今回集まっておられる研究職の方々に

川下業態である調剤薬局の現状と未来を

臨床薬剤師の立場から話す、という目的で

話していました。

しかし、それ以外の講演内容は、

「凍結乾燥プロセスの理論的解析による……」

や、

「滑沢度に対する加振移送特性評価を……」

や、

「一軸圧縮成形に対する……」

など

超超超マニアックな製剤研究や粒子レベルのお話ばかりで

とてもハイレベルでした。

しかし、どのお話も聞いてみると

どの業界でも、ミクロでもマクロでも

イノベーションから常識が作りだされ

また塗り替えていくのだな、と感動しました。

「『分離』と『凝集』はある意味同じ」という

まさにパラダイムシフト的発想、などなど。

とても貴重な会に参加する事ができました。