日本医師会が東日本大震災の被災地に派遣する
災害医療チーム「JMAT」(ジェイマット)
目標とする約100チームが3日間支援を行った場合、
1カ月継続することで延べ1000チームが現地で活動することになる。
ここに日薬が連携して薬剤師もそのチームに加わる。
今回大阪府薬剤師会から一人目として
多田が3/22から岩手に行っている。
大槌町での活動はまさにゲリラ診療だそうだ。
電気も水も通っていない、もちろん電波もない、
50人くらいの方が生活している避難所に行き、
その場で医師が診察し、その場で薬を渡す。
少ない種類の薬の中からなんとか薬を調剤し、
患者さんには紙に飲み方を書いて、説明し、
それを薬のシートにホッチキスで止めて渡す。
そしてまた次の避難所に移動する…
薬の事を看護師に任せるのは、役割違いだ。
薬のことは薬剤師。
JMATにおいて、この道筋を立ててくる事が
使命だと多田は言っていた。
それぞれの役割を全うし、出来るだけ多くの方の
少しでも助けになれば良いと思う。