任侠ヘルパー

ドラマを観ていてめちゃハマっていたのですが、映画版を見てなかったのをふと思い出して先日DVDを借りて観ました。

草彅くんの演じる主人公の翼彦一は極道なのですが素性を隠して研修のためにヘルパーをするという設定になっています。

人柄は一見短気で口も悪く乱暴なのですが、実際は義理人情に厚く、強きをくじき弱気を助けるといった男気溢れた性格のため

何だかんだで皆から慕われていて、自分もすごく好感をもって観ていました。

ただ久しぶりに映画を見て、彦一の人柄で最も印象的だと改めて感じたのは単なるきれいごとを一切言わないところです。

自分も含めてそうなのですが今の時代、言いにくいことはなるべく遠回しにしてなるべくいいようにきれいにまとめようとする

所があると思います。

彦一ははっきりくっきりいうので、一見汚い言葉でもすごく筋が通っています。

多田先生から学んだことでもありますが、単なるきれいごとだけでは相手のためにも全くならずに結果もでないということが

改めて認識でき、また同じストーリーも見るのでも価値観や環境の変化で(自分の場合はGMの入社前と入社後)観る景色も全然違ってくるのだと深く感じました。