ほぼ日的発想(日常と非日常)

何か最近ジダイが変わって来たよなぁと漠然と思っていた。
何がどうとは解らなかったけど、
その答えを知る事になったのはあることだった。

私はほぼ日刊イトイ新聞(以下「ほぼ日」)をほぼ毎日拝読?いや拝ネットしている。

私たち世代からは糸井重里さん(お!一発変換したよ、イトイさんってやっぱり有名なんだなぁ)は「80年代にコピーライターとして一時代を築いた人」だが、現在の私の見るイトイさんは以前の時代とは違う新しいジダイへの距離感と角度を持っているのである。

いままで私は未来というものは常に良くなるものと信じていて、技術の進歩や発展的なことをすることが人間の生活も良く変えて行くと思っていて、すこしでも背伸びして時代に自分を無理に合わせていた感覚があり、私たち世代はパソコンやモバイルコンピュータや最先端のDCブランドの服やバウハウスに端を発する工業化・規格化されたデザインなど未来を具体的に感じれるものに飛びついていたように思えたが、いつからかミライはそう進歩しないことが解り、身の丈を知った居心地のいい価値観に変わったように思える。

そういうことを漠然と感じていた時に「ほぼ日」を読むようになり、糸井さんの言っている価値観がまさしく今までの時代から違った新しいジダイへ変化したことを具体的に知る事となった。

それは居心地のいい価値観は新しいことを生む人と人の小さなつながりだったり、的を得た手作りの企画だったり、未来という「非日常」のお仕着せではなくアナログ的な「日常」を絶妙に企画することが大切なんだと知る事となったわけである。

グリーンメディックはアナログ的絶妙感を大切にして行きたいと思っています。
第一歩として、まず私は今年からクリエをやめてほぼ日手帳を使い始めました。

<関連>
ほぼ日刊イトイ新聞