グリーンメディックが一貫して目指しているのは、「これまでの薬局」のあり方を根本から見直し、地域の薬局で薬剤師が果たすべき本質的な価値を追求し、社会に貢献していくことです。つまり、医療機関の処方せんに基づいて薬を作るだけの薬局から脱却し、薬剤師が徹底して患者さん目線に立ち、貢献できることを本気で考え、実現していこうとしているのが、私たちグリーンメディックなのです。
一例として、グリーンメディックでは、患者さんの軽い症状は薬剤師が問診し、自ら判断・決定して薬を創る自家製剤や、処方せんがなくても医療用医薬品をお分けする零売を行っています。処方せんに基づく外来調剤や在宅服薬指導においても、患者さんの症状やニーズから医師に積極的に提案しています。地域の薬物治療に関しては、医師から薬剤師への一方通行ではなく、薬剤師から医師へ適切な情報を発信していくことが、本来のあり方だと考えています。
さらに、これら「患者さん」に主軸を置き、結果を出していくことは、薬剤師自身のやりがいや喜びの創出にもつながっています。
店舗空間をはじめデザインにこだわっているのも、社会における薬局の意味を変えていくため。患者さんが利用したい薬局であると同時に、薬剤師が働きたくなる薬局、働くことを楽しみ、納得して働き続けられる薬局を、私たちは目指しています。
今の薬局はこのままでいいのか、未来の薬局、薬剤師はどうあるべきか？ そこに焦点を当て、慣例を破ることを恐れず新たなことに挑戦し、新しい価値を生み出し続けていきたいと考えています。