ダメのススメ

世はGWですよ。黄金週間!時間が余るという生活に慣れてなくて、こういう時は私もあまり見ないテレビを見ているわけです。

今朝、旅行先で朝の6時30分からなにげなくテレビをつけ関テレの『月刊関テレ批評』という番組を見た。

視聴者からのクレ-ムに局の担当者が答える番組で、みな大まじめに答えていた。
いやズレズレになりながら答えているように見えた。たぶん?答えていたのだろう。

例えば視聴者が投書で『ポンキッキの放送時間が関東エリアでは夕方の放送なのに、何故関西エリアでは朝の5時に放送しているのか!そんな時間に起きている子供なんかいるか!』と怒っているのだ。

確かに怒りは正当でポンキッキといえば私よりちょい下の世代(35歳ぐらいから下)以下の人は必ず見ていただろう番組であり何故もっと子供が見る時間に放送しないのかなあ?(朝の5時ですよ!)と私も思ったが番組の編成局長とやらが、普段着なれないスーツを着て出て来て、何故5時なのかをなが~い時間まじめに説明しているのだ。

ほんと真面目でしたよ。普段は『○○ちゃん!クレ-ムが恐くてテレビが作れるかよ!』とか言ってそうなのに、その図はまじめななズレズレ感で画面いっぱいになっていた。

もしナンシー関さんが生きていれば間違いなく原稿に書かれていたであろう番組だった。(書いてたらスイマセン。)

まじめに答えるというのはいいが、結果お笑い番組のようになっていたのを感じたのは私だけではなかったのではないか。

世の中には『まじめ』ということが『間違っている』ということが非常に多いと思う。なのに今の世の中は『間違っている正しいこと』を子供や世の中に教えていることが多いと私は思う。

何が本当のニーズなのか?何をすれば本当の問題解決になるのか?ぱっと見は『ダメ』なんだけど実は『本当』なことが多いですよね。要は『テリー伊藤的』な考えが一番いいよな!と思うんですよね。 日曜の朝、そんなことを考えながらその後サンデージャポンを見ていました。