是が非でも

先日、東京でジェネリックの学術大会があり薬剤師会の代表として参加してきました。

朝7時の飛行機で向かい、最終ののぞみで帰るというハードスケジュールだったのですが非常に面白い内容の研修会でした。

何が面白かったかと言うと現在のジェネリックの各立場のパワーバランスが見えて『ジェネリックの今』がよく解りました。大手を含むジェネリックメーカー、協賛してもらっているであろうジェネリック推進の大学教授、反対にジェネリック使用に慎重な大学教授、これを機に名前を売りたい病院薬剤師、厚生労働省の若手課長と役者は揃ったという感じでした。

1つ言えることは、国は是が非でもジェネリック薬を促進して医療費を抑制したいとことです。

しかし、現在ジェネリック薬の使用を一番反対しているのは薬剤師だそうです。

ここで何らかのジェネリック薬使用促進の姿勢を薬剤師が国に対して出さないと、薬剤師不要論が厚生労働省から出てくるでしょう。そんなことを考えて反対している薬剤師はどれくらいいるんだろう?と思ってしまいます。

しかしながら、以前のコラムでも書いた様に患者の立場を踏まえて国の医療行政を咀嚼しなければ、またいつものカスタマー無視のシステムになりかねないと思います。ただ1つ私が思う事は『これは国が言って決まっているんですよ』という言い方だけはしたくないんですよ。    

だからグリーンメディックは安心出来る適正なジェネリックの使用のシステム構築を近々中にしようと思っています。