アメリカでの新生活を開始してからはや1ヶ月が経とうとしています。
こちらに来てからいろいろありました。
まずはじめに住むアパートを見つけることにしました。こちらの新学期は9月スタートなのでちょうど行ったのはアパートが埋まってくる時期だったので、探すのに苦労しましたが、最終的にちょうど今の自分の状況、希望に見合ったアパートを見つけることができました。まずまたすぐに別の州に引っ越す予定なので短期契約できるところであること、つぎに週末や夜でも気軽に職場に行けるような位置にあること、そしてお金もそんなにないので家賃も安いところが主な条件、希望でしたが、見つけたアパートはこれを比較的満たすものでした。ただちょっと外見が古めかしく(立派な外見ではあるのですが、実際に1920年代に建てられたものと聞きました)、内装も設備もホーンテッドマンションを彷彿とさせるようなものなので最初は戸惑っていましたが、大屋さんもとても親しみやすいおばさんであったりと、しだいに慣れ、快適に過ごすことができるようになりました(写真)。住めば都ということでしょうか。。
ただ、トイレの水が流れっぱなしになったり、台所の排水溝が詰まりそうになったり、ゴキブリやコオロギが出たりと問題も見つかっているので、これらの課題も一つずつ解決していっているところです。
それから、こちらで銀行口座を作ったり、社会保障番号を手に入れたりといった事をしていきました。
職場でこの1ヶ月間にあった特に手続き関係のこととしては、外国人として登録を兼ねたオリエンテーションがあったり、また僕の身分はポスドクと呼ばれる研究員なので、そのための手続きや給料支払いの登録があったり、研究するさいの心得ておくべき事項の講習(安全講習や危険物取り扱い講習、倫理講習、プライバシーに関する講習など)があったりといろいろな手続きがありました。これらのことから感じたのは、僕が外国人としての立場に立つのが初めてのせいなのかもしれませんが、アメリカは日本以上に、事務手続きという仕組みがしっかりしていて、かなり煩雑な手続きではあるものの(というかたくさんの決めごとを作っている)、それをまた人に楽にこなさせることができるようする枠組みを作っているということを感じました。つまりフレームワークがしっかりしているというのではないかと思います。例えば、受けた講習にしてもほとんどインターネットで済ませるもので、最後に行われるテストの点数がそのまま研究室の記録として大学に管理される(必要時には政府や役所に届けられる)ようになっているなどもアメリカ的なやり方なのかなと感じています。
また他にもさすがだなと感心するのは研究所の建て方で、日本と異なり、研究室間に敷居がなく隣同士を自由に行き来ができたり(当然セキュリティーは別にありますが)、また建物間もつながっていて、天気の悪い日でもらくに隣の建物に行けたり、また建物の数もかなり多くしかもしっかりしていてきれいだったりと、(私立のせいもあるのかもしれませんが)日本とはお金の掛け方が違うのかなという感じがしています。ちなみに僕のいる研究室がある建物はこんなとこです。
また研究室の窓からの眺めはこんな感じです。5階ですが結構見晴らしがいいです。観光名所も見えます(探してみてください)。
ちょっととりとめなくなってきてしまいました。
いろいろ思うこと感じることはまだまだありますが、また次回以降ということで。。
先週とうとう車を購入したので、それについてもまた触れたいと思います。