グリーンメディックが考えるジェネリック医薬品

情報の開示は私たち薬剤師の使命です。
医薬未来研究所で行う一つに「ジェネリック医薬品を考える」があります。
ここでは先発品(最初に発売された薬)とジェネリック医薬品(先発品の成分特許がきれてから発売された薬)の比較と採用の検討を1種類ずつとことん調べて行っています。
先発品の特許には成分特許、製法特許、製造特許の3つがあり、そのうち主成分が不安定なもの、薬に持続性や徐放性が必要なものなどについては製法特許や製造特許が大きく関わっています。ジェネリック医薬品発売時にこの2つの特許は切れていない事が多いため、後発品メーカーは各々で違う製法や製造方法、違う添加物で同様の効き目に成るよう工夫して作っています。
グリーンメディックはコストベネフィットと薬の安全性や供給の安定性、薬自体の製法・製造の特許問題をどうクリアしているか、などに重点を置いて調べ、納得のいくジェネリック医薬品だけを採用しています。
採用・不採用の理由について全てオリジナルで手帳シールサイズの情報用紙を作成し、患者さんへの情報提供を行っています。